開業のきっかけ・その2

職人さんに憧れて、よし!クリエイター目指すぞ。と思ったものの、最終的な自分の将来の姿をイメージしてみると(先ずは十年先をイメージしてみました)やっぱりクリエイターよりも、「お客様と笑顔で話す自分」だな、と思い。。。

もともと母が裂織りをやっていて、私もできるようになりたいと思って志望した職人稼業でしたが、一旦置いといて、十年後に始めよう。とあっさり計画変更。

さあさあお店を始めよう。大好きな販売をしよう。作家さんの商品を取り扱って、勉強させてもらいながらワークショップとか、語る会とか、楽しいイベントをやろう。
雑貨屋さんにありがちな、しれっと目も合わさない「いらっしゃいませ」じゃなくて、ちゃんと心からの挨拶を届ける人になろう。
いろんなことができる場所、人と人、ものと人を繋げるお店にしよう。

理想はあるものの、実際どうしたらいいかわからず、、、。
でも思いついたことはやるやらないに関わらず、ペロペロと口から出てしまう性分。

とある晴れた日、行きつけの美容院でなんとなく創業の思いをポロリしたところ、「じゃあいい人いるので紹介しますよ。」とおっしゃるオーナー。

そこで紹介していただいたのが、青森市・起業創業等相談ルーム(当時。現在はあおもり地域ビジネス交流センター)のIM(インキュベーションマネージャー)の方でした。
タダでいいんすか?え?タダ?市のやつだから大丈夫なんですか?

と、ドキドキしながら相談ルームを訪れるのでした。

開業のきっかけ

私は10年くらい某大手雑貨チェーン店でスタッフをしていました。オシャレなモノに囲まれて仕事がしたいなー。という非常に安易な理由からでしたが、刺激的で充実した日々でした。
「でも、このままでいいのかな?ここに私の居場所が、これから先もあるんだろうか。」長く働くうちに、そんなことを考えるようになりました。どんどん年齢を重ねて、若いだけじゃなくなっていく恐怖というか。。。この先、どうするんだろう私。
なんてことが日々頭の中をぐるぐるめぐるのです。
もちろんこのままスタッフとして頑張っていくのも正しいのでしょうけど、十年、二十年先は・・・?、

居場所が欲しい。
「自分はここで頑張ればいいんだ」と心から思える、堂々と生きていける居場所が欲しかったのです。
わけあって(訳はひとつしかありませんが)結婚しても、それですべてが解決するわけではないことは知っていました。結婚の先には結婚生活があって、それがやがて自分の人生になる。
その過程にも絶対に努力が必要で、パートナーに頼る甘えるじゃなくて、ちゃんと自分の人生を考えて生きなくちゃいけないな、と思ったのです。
当時は決まったパートナーもおらず、まぁ希望は持ちつつも、結婚して自分の居場所を作る前に社会に自分の居場所を作ってみよう!と考えたのです。きっとそう思ってる女子ってたくさんいるんじゃないかな?一緒に集まったらなんか面白いことできるかもしれない。うんうん、集える場所を作ってみよう。
そんな感じです。

じゃあ何をしようか?
私にできることって?
ずっとやってきたことだし、好きな仕事なのでお店がいいな、とぼんやりは考えていまいた。
だけど販売員だけじゃなく、作る側にもあこがれていたので、手仕事の職人さんになりたいな、とも考えたのです。

初めまして。

miageru.(ミアゲル)と申します。3月に青森市は桜川で和食器を集めた雑貨店を始めます。
miageru.という名前には、「満開の桜の花を見上げる時のように、思わず足を止めてしまう出会いを」という意味が込められています。
例えばお気に入りのモノに出会ったり、同じ楽しみを共有できる友人に出会ったり、憧れのクリエイターやアーティストと出会うことができたり。
普通に暮らすことの価値や意味がどんどん変わっていく今だからこそ、「自分が決めた大事なこと」を守っていけるような、そんな自由で楽しい暮らしのお手伝いができたらな、と思っています。

美しい桜並木沿いで、たくさんの出会いが生まれますように。
今のところ人生最大の挑戦でドキドキしていますが、きっと満開の桜が咲くころには、笑って空を見上げているはずです。
うむ。

これからもよろしくお願いいたします。