連日暑さがすごいことになっていますね!北国の民としては、もう体調やらいろいろな面で限界突破の日々です。
いつもはねぶたが終わって秋が来るのが寂しくて「センチメンタルゥ〜(今の言葉に変換するとエモいになるのでしょうか)」なんて言っていましたが、今年ばかりは「ウエルカム!オータム!プリーズ!早急に!」って感じですよね。
という訳で、今回は棟方志功生誕120年記念特別展「友情と信頼の障屏画」を鑑賞しましたよ!のお話です。
棟方志功記念館といえば、このまま閉館するのか、はたまた存続へ向けた何らかの動きがあるのか、、という点で注目されておりますが、今回は一切その辺には触れずに進めて参りますぞ!(テヘペロ)
まず出迎えてくれるのが、素敵な庭園の中のししおどし!
テレビドラマでよくある、高級料亭で悪い金持ちが悪い儲け話をいやらしい顔で進め、さぁ一段落、というタイミングでチャポーン!となるやつですね。
この日は猛暑の影響も相まって、水量に元気が足りず、チャポーンは聞くことができませんでした。
作品は、撮影不可の表示がなければフラッシュなしでの撮影が可能でした。
一番見たかった「御群鯉図(おんぐりず)」
素晴らしかったです。本当に鯉がイキイキと泳いでいるようで、水音まで聞こえるんじゃないかと思うほどの生命力を感じました。
生きることへの不安な気持ちを吹き飛ばしてくれるというか、これはすごいパワーをいただいたな!と思いました。
正面からのアングルも素晴らしかったですが、私はこの斜めから見た感じが好きです。青森県では初公開の作品だそうですので、ビビッときた方は是非実物をご覧になることをお勧め致します。
私は少しの間、県美(青森県立美術館)で働いていたので、今回の展示作品の大部分は拝見したことがあったのですが、箱が違えば見え方も違うんだな、と思いました。
県美の真っ白な空間で作品と向き合うのと、こじんまりした棟方志功記念館で向き合うのでは印象が少し違って、記念館ではより作品のダイナミックさと、色の濃さのようなものを感じました。不思議なものですね。
近々、県美にも行こうと思っていますので、またおでかけしたらブログ書きますね!
また次回!
[棟方志功生誕120年記念特別展]
友情と信頼の障屏画
令和5年6月20日(火)〜9月18日(月・祝)